【語学】多言語話者はどのようにして話せるようになったのか 

語学

外国語って10代超えたらもうどれだけ勉強しても身につかないのよねえ. . .

みなさん、外国語を学びたいけど、実際どうやったら本当には使えるようになるか、誰もが不安になりますよね。

学生時代から英語が必須だったから6年以上学んでるけど、正直なにも身についてないなあ. . .

特に英語なんて中学から高校卒業まで6年かけて学んでも話せない、理解できない人がほとんどなのではないでしょうか。

そこで、世界のトップ多言語話者(ポリグロッツ)がどうやって多言語を話せるまでに至ったのか、先人の例を参考にして、自分たちもそれに従えば話せるようになる術を学べるのではないでしょうか。

今回は多言語話者が言語を学ぶ方法に共通する点とどうすれば時間を無駄にせずに使える言語能力を手に入れることができるのかを紹介していきます。

多言語話者の勉強法に共通する3つの点

生まれながらにして複数の言語操れる人はほんの一握り、いやほとんどいません。

多言語話者は学びたい言語を勉強して努力したからこそ手に入れた能力、つまり、誰でも努力さえすれば、バイリンガルにもマルチリンガルにもなれるんです。

多言語話者の中でもそれぞれ自分に合った方法で勉強しているため、これといった正解はありませんが、多言語話者が勉強する際に3つの共通点があります。

それが、

最強の言語勉強 3つの共通点
  • まず話す
  • まず読んで、聞く
  • まず翻訳する

一つ目の「まず話す」工程では、最初の時点からネイティブと話すことです。最初は少しでも慣れてきたらどんどん話しましょう。

二つ目の「まず読んで、聞く」工程では、できるだけ多くの読み物に触れ、耳もその言語に慣れさせましょう。徐々に難易度を上げていき、わからない単語をなくしていきます。

最後の「まず翻訳する」の過程では、ターゲット言語を母国語に翻訳していくことから初めて、徐々に母国語から他言語に翻訳する工程に移っていくというものです。

メソッド1:まず話す

初日から話し始める」というのがこのメソッドのアプローチ法。

言語を学びたての頃は本当にわずかな単語とフレーズしか知りません。このメソッドはそれらの限られた言葉を何度も駆使していろんなパターンで意図伝いすることを目的としています。

自分の知っている言葉とフレーズを使って日常的に繰り返すことにより、流暢になっていくからです。

初日から話すための簡単なコツとして紹介しますが、

  1. 自己紹介文を書き出してそれを暗記しておく
  2. 重要な単語や使いそうなフレーズはリストアップしておく
  3. 文法は気にせず、頭の中で自分の言いたいことを直訳してでも話す

他にも初日から話すコツはたくさんありますが、とりあえず文法の間違いなどはもう頭の中から捨ててください。

ネイティブと話していれば、勝手に直してくれます。その都度「ここはこう言うんだな」と確認していくことで自然と話す力が身についています。

どのマルチリンガルもこの過程は言語勉強の旅において避けては通れません。

話せるようになる人となれない人の唯一の違いは無論、話すか話さないかですから。

メソッド2:まず読んで、聞く

2つ目の習得メソッドはとにかく「読みまくって聞きまくる」です。

このメソッドは知る人なら知っている、スティーブ・カウフマンというスウェーデン生まれのカナダ人が勧めている方法です。

彼は20言語を操り、日本にも滞在経験があるため、日本語も流暢で、その上Youtubeでもあります。そのため数多くの日本人YouTuberとのコラボで言語勉強法をたくさん紹介しているのでそちらもどうぞ。

>>スティーブ・カウフマンの動画

ここのメソッドはたくさん読み、聞くうちにボキャブラリーだけでなく、表現方法も学べて、なんといっても自分のペースで進めることができるため、初日からネイティブと話すよりもハードルが低いこととしても私も行っている方法です。

ある程度難しい内容の本の内容が理解できるようになっていたり、動画の内容が聞き取れていたりするようになっている頃には、話すことも難しくはないでしょう。

そういう面では、話すの前にこの段階を踏んでも良いかもしれませんね。

メソッド3:まず翻訳する

最後のメソッドは「ターゲット言語を自分の母国語に翻訳する」という方法です。

他の2つのメソッドと比べてあまりメジャーな方法ではないように感じますが、言葉の意味だけでなく文章全体の意味をとりながら翻訳は行うため、文脈から意味を理解する能力アップにつながります。

これを繰り返し行っていくと、訳すのが比較的楽に感じてきます。そうなったら次は自分の母国語をターゲット言語に翻訳する過程に入ります。

どちらの工程も相手と自分のターゲット言語で話す際に必要になってくる要素です。

しかし、この「とりあえず翻訳メソッド」はこなせば話せるようになる訳ではありません。他の二つのメソッドと組み合わせてこそ生きてくる方法です。

まとめ:自分に最適な方法を見つける

最後に言いたいのが、この方法で言語勉強すると絶対に話せるようになります。と証明する方法は存在しません。

なにを言いたいかと言うと、数ある言語習得法を自分なりにやってみてこれなら続けられそう、ちょっとだけだけど成長してるかも、と感じる方法を最初は選び、見つけていく果てにあるのが自分にあった言語習得法なのだと思います。

この記事もみなさんの言語習得ジャーニーにおいての参考がてらになればと思います。

ではまた!

参照サイト>>I will teach you a language

コメント

  1. […] […]

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