こんにちは。マショキだす。
みなさん、英語の学習を行うときに単語帳をフラッシュカードに書いてがむしゃらに覚えたり、文法書を解きながらイヤイヤ勉強したりしてないでしょうか。
学校の英語学習は学校独自のテストの点数をとるためや、大学受験用の英語勉強だと大学に入るための英語対策をしないといけないので、こういう場合はがむしゃらに文法書、単語帳、過去問を使って覚えるしかありません(日本の外国語事情の最大の矛盾。。。)
しかし、実際に外国語を使えるようになるための方法で絶対にオススメしたい方法があるんです。
それが「読書だけで外国語習得しよう」です。
今回は私自身の言語習得経験や失敗を通して分かったこととともに読書だけでどうやって外国語を使えるようになるのかのやり方を紹介していきます。
がむしゃらに覚える作戦は意味がないのか
ターゲット言語を使えるようになりたい、と思ったときに本当にこの方法が合っているのかは不安になる気持ちが強くなってしまいます。
そこで、勉強過程で確実にレベルがあがっているな、と感じられることが一番大事です。
なぜならレベルが上がっている実感が感じられないと、続かない、もしくはモチベーションを失ってしまう可能性がたかくなるからです。
キクタンや単語帳などでがむしゃらに毎日覚えていくことはもちろん言語の勉強法として間違いではありませんが、キクタンで10語毎日覚えていっても、問題はその知識をすぐに利用できるシチュエーションがないため、頭には残っていても覚える単語はどんどん新しい単語なので自分のレベルが上がっている実感がわきにくいのです。
だからこそ読書で言語を学ぶ
本の中では必要や重要なことは繰り返しでてくるため、一度や二度わからなかったとしても、三度目からはもう覚えてしまっているケースが多数あります。
悪く言えばいやでも覚えていることができる、よく言えば覚えようとしなくても頭に入っている、と言えます。
これに加えて、かつてわからなかった単語の意味をしった上で何度もでてくるため、その単語の使い方を文脈とともに学ぶことができ、文章中の中でその単語の意味がわかるため、理解力が上がっている、という向上の実感も味わうことができるのがなんといっても読書で言語を学ぶメリットです。
外国語を使えるための読書術:
その1:本選び(大事なスタート地点です)
まずはスタート地点に立たなければいけませんね。
そこで本選びです。
本選びは大変重要で、理解度の成長や、その後のモチベーションの具合にも影響を与えかねないので、自分の言語レベルにあった本を慎重に選びましょう。
選ぶコツとしては
▼私のおすすめの本はハリーポッターです。難しすぎない上に、数多くの言語にも翻訳されているのでターゲット言語のチョイスも広がるはずです▼
その2:分からない単語や表現はマーカーで線を引いていく
大事なのは純粋に楽しむために本を読むことです。
わからない単語があったらマーカーで軽く線を引いてすぐ次をどんどん読んでいくかたちで読み進めます。
その3:ルーズリーフにマーカーで引いた単語などを書き留める
3〜4ページほどの中でわからなかった単語にマーカーを引いた後、ルーズリーフに書き込みます。
ルーズリーフはしおりのように三つ折りなどして本の間に挟んでおくと、別々になることもありませんし、意味の確認も素早く行えます。
その4:3〜4ページごとに辞書で調べる
外国語で読書をする際に重要なことは「分からない単語があったらその都度辞書で調べてはいけない」ということです。
3〜4ページ分を読んだ後、ルーズリーフに書き込んだ単語(左側にわからない単語を箇条書きにしてその右側に意味や原型を書いていく)を一つ一つ辞書で調べていきます。
wordreference.comなどで意味を調べるといいでしょう。
どうしても辞書で探しても出てこない、という場合は気軽にネイティブに質問できるアプリを使えばほぼ確実に回答してくれます。
その5:もう一度その3〜4ページを読んでみる
これが最後の段階です。
3〜4ページ分の分からない単語を辞書で調べてすべての意味を把握します。
その後また、その同じ3〜4ページを読み直してみてください。
最初に読んだときより「あ〜!なるほど!そういうことか!」という感覚だらけだと思います。
かつて分からなかった言葉が分かるようになると、再びその言葉が出てきたとき、「どこかでみたことあるなこの言葉」と認識できるようになります。
その時はできるだけ自分のルーズリーフをすぐに見ようとせず、クイズ感覚で思い出そうとしてみてください。それでも思い出せないようならルーズリーフを見る、といった感じです。
まとめ:目的があるから続けられる
言語の勉強において大切なのが、明確なゴールがあることです。
例えば英検1級に合格するために勉強する、だったり彼氏、彼女がイタリア人だからイタリア語で話せるように勉強する、といったようになにかしらのゴールがあれば続けられる理由になり、モチベーションにもなり続けます。
しかしただ英語がはなせるようになるために単語帳を覚えたり、映画を原語で聞いたりしても正直自分がどれだけ成長しているかわかりづらいものです。
今回私が紹介した、「外国語で読書をするメソッド」は読み進めるごとに分からない単語という小さなクエストに出会い、それを辞書で調べることでクエストのヒントを得て、もう一度読み返したときに「わからない」が「わかる」に変わることでクエストをクリアする。というゲーム感覚で進めることができます。
これを少し続けるだけでボキャがどんどん頭に蓄積されていく感覚もあるため、自分で成長率もかんじることができます。
参考までに、もし絶対に話せるようになりたい言語があったらこの方法を試してみてください。
なぜ独学で英会話を学ぶべきかをまとめた記事も書いたのでもしよかったらこちらも読んでみてください!
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