こんにちは。マショキです。
読書をする人ってみなさんにとってどんなイメージがありますか?
学校でも読書週間というのが設けられていたり、多読家は仕事ができるイメージがあったりと読書習慣があまりない方からすると、とりあえず読書はいいことなんだろうなあ、という印象がありますよね。
読書は大切って言うけど、どうして本を読む必要ってあるの?
仕事ができる人ってあんなに多忙でも本読んでるけど、あれって仕事ができるから本を読んでいるのか、本を読んでいるから仕事ができるのか. . .
でもそもそもなぜ読書は良いって言われ続けているのか、そこまで読書にメリットはあるのか、疑問に思っている方のために、答えたいと思います。
先に結論を言うと「読まないよりは読んだ方がいいことづくし」です。
有名人の中でもイチローやトランプは読書を嫌い、それでも人生で成功しているといえば成功しています。
しかしそんな人たちはかなりの少数派です。
なぜ大半の人が読書を勧めるのか、なぜ読書は何千年も前から消えずに存在しているのか。それは読書をする人たちが読書をすることで優越感や孤独との面で助けられたからなのです。
メリット1:ストレスの抑制に効果
人によってストレス解消の方法は異なります。
しかし読書という行為自体が実際に人体にとってストレス解消に効果がある、という検証結果をサセックス大学は発表しています。
たった6分間の読書でストレスがおよそ60%まで下がり、その効果は「音楽・散歩・お茶・ゲーム」のどの娯楽よりも大きかったという結果が証明されています。
ストレス解消に効果があるのには本のジャンルや自分の興味に合っているかがもちろん強く関わってきます。
新聞や難解な内容が好きな方はそれで大丈夫です。
メリット2:共感能力とコミュニケーション能力がアップ
小説や、ストーリーの含まれている本を読んでいると、読み進める内に本の中の登場人物に深く感情移入しやすくなります。
敵対視したり、喜んだり、悲しんだり、とまるで本の中の登場人物と同じ世界を共にしているかのような感覚にとらわれることで、共感能力が刺激されるのです。
また、カーネギーメロン大学の研究によると読書をある一定の期間した子供のコミュニケーション能力が向上した結果も出ています。
メリット3:うつ病予防
日本ではあまり知られていませんが、世界的には読書療法でうつ病を治療する団体が多く存在します。
読書中の脳をMRIで検査したところ、「運動をつかさどる脳の部位が働いている」ことを発見しました。これは実際に運動をしていなくても脳が運動していると錯覚していることを示しています。
読書は副交感神経に直接働きかけるため、ストレス軽減の効果と共に、うつ対策ともなりうるのです。
メリット4:暇な時間が有意義になる
家にいる時間が長くなって暇だな、という前にぜひ本を読んでみてはどうでしょう。
本を読む時間がないと言えば簡単ですが、電車に乗っている時や、待ち時間などのちょっとした時間に10分でも15分でも本を読むと暇な時間が濃密な時間に変わること間違いなしです。
よく電車の中で見かける、ケータイのホーム画面を右にスクロールしたり、左にスクロールしたりするなら、本を5分読んだ方が時間を有意義に過ごすことができます。
メリット5:語彙力と想像力が上がる
書物を書いて出版するレベルの人物になると、言葉の使い回しや表現が大変豊かです。
ですので本を読んでいると特に意識せずとも多方面から(客観的に)物事を考えられるようになり、相手の言葉が理解できるようになったり、言葉や言い回しのボキャブラリーが増え、文章力を養えることができるのです。
こういった内面的な成長だけでなく、これを行動に移せば、言葉のボキャブラリーが増えたおかげで、言いたいことをわかりやすく伝えることができたり、あるいは言葉の表現などが豊かになり、人とのコミュニケーション力が向上することだってあるのです。
メリット6:興味や関心の域が広がる
「読書で人生が変わる」という言葉はどこかで聞きますが、「一冊の本が人の人生なんか変えられる分けないだろう」と普通思いますよね。
しかし選んだ本によって本当に世界を見る目が変わることもあるのです。
アドラー心理学の「嫌われる勇気」はその有名な一例です。
自分の知らなかったことを教えてくれるという面では一冊の本で興味や関心もガラッと変えたり、広がったりするのですね。
メリット7:時間が遅く感じる
読書をしていて一番実感するのがスマホをいじっている時に比べて時間がゆっくりと感じるということです。
時間が遅く感じるっていうのは、楽しくないからじゃないの?と思うかもしれませんが、スマホを長い間いじった後に、あ、やべ、と思いスマホの電源を一時切った後の罪悪感と時間の進み用はだれもが経験したことがあるでしょう。
もちろんすごく面白い本を読み始めたら、なかなかやめられなくて、そろそろ終わろうか、と思い時計を確認すると「え、こんなにも時間がたったの?!」となることはあります。
しかし不思議なことに、その時間を読書に使った罪悪感というのは湧いてこないのです。
まとめ:読書をして、良かったと思う人だけが感じる優越感
読書のメリットを挙げましたが、どうでしたか。
中にはそんなの読書じゃなくても、ゲームとか映画とか自分の世界に入ったり、共通の話題ができたりできるじゃないか、と思う方もいるかもしれません。
確かに本が主な娯楽だった時代に比べて今はあらゆる形の娯楽や楽しみ方が存在します。
しかし何千年も前から人類の娯楽として今現在まで残っている「本」には読む人だけが感じる価値や優越感があるはずなのです。
疑ってかかる前にぜひ、実行に移してみることをみなさんにオススメします。
ではまた!
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