本をずっと読んでいると眠たくなる
本を読みたいのに眠たくなってしまうのが悔しい。。
意外にもこういった悩みを抱えている方は多いんです。
私も実はかつて読書中に眠たくなってしまう現象に悩んでいました。
読書好きの友人に、どうやったらそんなに集中して眠たくなることなく読み続けてられるんだ?と聞いても答えはあまり参考にならず。。。そういった人たちは小さい頃から読書が趣味で読み続けていたタイプの人間みたいで。。
だったら読んでいると眠たくなると考えられる理由とどうやったら眠くなることなく本を読めるようになるのか、このかつて読書癖もなかった私が多読家になった上での発見とともに紹介していきます。
本を読んでいると眠たくなるワケ
眠たくなるかならないかは本の内容による
これは言うまでもありませんが、読書が課題で渡された書物だったり、これを読んでおけと言われた記事だったりすると自分の興味は掻き立てられないため、集中力が長く続かず、眠くなってしまいます。
そういった場合、寝ないようにする工夫をするか、もしくは自分で選んだ書籍であったのなら、もっと興味が掻き立てられる本を選び直すかです。
本を読む環境
本を読んでいて眠たくなるのは気持ちのいいイスやソファに座っていたら体が自然にリラックスし、寝る体制に入ってしまうからです。
同時に暖房が効いていてポカポカする環境は気持ち良すぎてリラックスしてしまい、蒸し蒸しする夏場などは暑苦しくて集中できなくなってしまいます。
ですので座るイスはできれば簡易なイスや立ち読み、またある程度不便だな、と思う環境が読書には適していたりします。
本を読んでいても眠たくならない方法
軽く声を出す
音読をしながら寝てしまう人は相当な睡眠能力をもっているのではないでしょうかww
音読をすると脳に自分の喋っている声が聞こえ続けるので、眠たくなりにくいのですが、音読することに気を取られてしまうと、あまり内容が頭に入ってこない可能性も高くなってしまいます。
また、図書館などの公共の場で本を読む際は音読などできないので、口パクしながら読むのを私はオススメしています。
私は家で一人でいる時も口パクで口を動かしながら読むことにしています。すると眠たくならずに内容もスラスラ頭に入ってくるので効率がいい方法だと言えます。
快適すぎない環境で読む
読書中に眠たくならないもう一つのコツとしては意外にも気持ち良すぎる環境に自分を置かないことです。
普通本を読むと言ったら暖炉のそばのソファに横になって読むイメージが強いですが、現実的にはポカポカしすぎないようにちょっと外に出て本を読むとか、あえて家にいても立ち読みするとかなど。
いろいろ工夫してみると眠たくならずに本がスラスラ読めるようになります。
一気に読もうとしなくてもいい
健康的な若者から大人まで集中力はおよそ10〜20分が一番続く時間だと、一般的に言われています。
ですので、本を一冊1時間以内に読んでやろう!と思って読むのではなく、10〜20分を目度に眠たく感じたら違うことをしたり、軽く昼寝を入れたり、もしくは1日10〜20分ほどだけ読む、と決めるのも方法です。
能動的に読む(アクティブ・リーディング)
能動的に読むってどゆいみ? 受動的に読めるわけないじゃん。
ここでの能動的に読むとは英語で言うとアクティブ・リーディング(Active Reading)です。
アクティブ・リーディングとは本を読み進めると同時にマーカーで気になるところに線を引いたり、思ったことを本にそのまま書き込んだりすることを指します。
借り物の本や、新品の本にはなにも書き込みたくない!と言う方は正方形型の付箋に思ったことを書いてページごとに貼っていっても充分代用できます。
アクティブ・リーディングを続けると、内容が頭にどんどん入っていくだけでなく、絶対に眠たくならない上、その本を本当の意味で自分の物にすることができます。
合わせて読みたい!⬇︎
本を「読むだけ」ではもったいない?一生自分の物にする読書法
逆に眠たくなる現象を利用する。
本を読んでいると眠たくなる現象を逆手にとってメリットに働かせるという手段もあります。
実際私はこれを利用して大いに改善された点があります。
それが「睡眠準備」です。
そうです。夜寝る直前までケータイをいじる代わりに、寝る前30分に本を読むことにしたらケータイを見ている時の目の疲れがなく、30分ほど本を読んでいると自然と眠たくなってきて、超スムーズに眠りにつくことができるようになるんです。
寝る前に読書をするというのにはこれ以上にもメリットがあります。
これらザーッと就寝前の読書のメリットは数え切れないほど挙げられるのですが、これらは実際に体感できる、自分の経験で気づくことのできる発見です。
試しに寝る直前までケータイを見た夜と寝る前30分は読書をして寝た夜とを比べてみてください。寝る時に気持ちよく寝れる上、きっと朝の目覚めもスマホを見ていた夜よりもすっきり起きられるはずです。
まとめ:人間のメカニズムを理解した上で行動する
人間は自分の分からないほどに集中力を使ってしまっていたり、効率が悪いことに気づかずに本を読もうという意識だけが先走ってしまい、中身が全く頭に入っていないのに目だけが文章を追っていたりしかねません。
そんな時はある程度妥協する気持ちで、眠くならない工夫をすることで読書をするしかないということを理解しなければいけません。
読書をしたいという気持ちがあるのは今の時代特にすごく大切な意識で、大いに強みになります。
ぜひ、今回紹介した眠くならない工夫を利用して本を読みあさっていただけたらな、と思います。
ではまた!
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