Kポップのオタクなら知っておきたい『デジタルシングル、シングルアルバム、フルアルバム…などなど』の仕組みって?

K-pop

日本のアイドルにはあまりデジタルシングル、シングルアルバム、フルアルバム、といった種類があまりKポップ界隈よりかは別れていませんよね

今回はKポップアイドルを推しているとよく見るアルバムの出し方、シングルリリースの仕方などなど、違いがよく分からない!もっと詳しく知りたい方向けへの記事です。

記事内容

・出す曲の違い(シングル曲、タイトル曲など)

・アルバムの違い(フルアルバム、ミニアルバムなど)

・リリースの仕方の違い(デジタルリリース、シングルリリースなど)

Kポップ界隈での『カムバック』についての基礎知識

日本と韓国アイドルの曲のリリースの仕方の違い

日本のアイドルの中ではあまり馴染みがなくて、韓国アイドルを推しているとよく聞く言葉で『カムバ』というものがありますよね

『カムバ』とはいわば『カムバック』の省略語ですが、これは活動方法、曲の出し方にも大きな違いがあるからなんです

日本と韓国アイドルの活動の違い
  • (日本)先にシングル曲を何ヶ月かに分けてリリースし、数ヶ月〜数年後に『シングル曲2〜3曲+新曲10曲ほど』収録されたCDアルバムをリリースします
  • (韓国)先にCDアルバムをリリースして、その収録曲にある1番メインとなる曲(タイトル曲)を主にその後の音楽番組などで披露して活動する形です

出す曲の種類

シングル曲

シングル曲はアルバムとして他の曲と一緒に収録されたCDを出すのではなく、その曲だけで発売された曲をさします

でも一つだけの曲をCDで出すことは少ないので、シングル曲として1曲だけ発売する時はほとんどデジタルシングル曲として、音楽アプリで出すだけで、現物で売ることはあまりありません。

デジタルシングル

デジタルシングルは音楽アプリやYoutubeでしか聞けない(CDなどの現物が存在しない)曲のことを言います。

デジタルシングルなので数曲出るのではなく、その1曲だけをデジタルで発売している形です

ほとんどの場合、フルアルバムやアルバムの中にはデジタルシングルの曲は入らないことが多いです。

タイトル曲(A面曲)

数曲収納されている一つのアルバムの中からMV撮影があったり、音楽番組で主に披露する、メインの曲のことを指します

タイトル曲と一緒に収納されていて、MV撮影もなく、音楽番組でも披露されない曲のことをはカップリング曲と呼ばれます

写真は『Feel special』でTwiceのミニアルバムです。ここに収録されている曲の中でMVとともに音楽番組でメインに披露した曲は『Feel special』なので、このアルバムのタイトル曲が『Feel special』ということになります

カップリング曲(B面曲)

カップリング曲はアルバムにタイトル曲と収録されている、サブ的存在の曲です(A面曲の逆としてB面曲としても呼ばれます)

アルバムが出る時に新曲として収録されていますが、サブ的存在なので、MVもなく、音楽番組での披露もしないのが普通です

タイトル曲がメインでプロモーションされるので、あまりB面がタイトル曲以上に有名になることはあありませんが、よくB面に神曲が埋もれていることがあるので、それを探すのもB面曲の楽しみかもしれないですね

アルバムの違い

アルバムというのは基本的に数曲を含んだ売り出された一つのセットのようなものです

シングルアルバムとはいえど、シングル(一つの曲)ではなく、タイトル曲を一つ含んだ小さい規模のアルバムという意味です

アルバムについてこれから細かく見ていきます

フルアルバム(正規アルバム)

TwiceのフルアルバムはPerfect Worldをタイトル曲として含んだアルバム『Perfect world』です

曲の構成としてはシングルアルバム内のタイトル曲として出された『Kura kura』、『Better』、『Fanfare』に加えた新曲6曲です(フルアルバムはシングルアルバムとして過去に出されたタイトル曲と新曲数曲で構成されるのが普通です)

通常10曲以上を収録したアルバムを指します

韓国では정규앨범(正規アルバム)と呼ばれることが普通。

ミニアルバム

ミニアルバムはシングルアルバムより曲数は多く、フルアルバムよりは少ないアルバムのことを指します

普通シングルアルバムは1〜4曲、フルアルバムが10曲以上収録されているのにたいし5〜9曲ほどのアルバムがミニアルバムです

タイトル曲も通常1つで、カップリング曲(B面曲)が多いのが特徴

シングルアルバム

1曲から4曲ほどが入った最小単位のアルバムを指します

通常メインとなるタイトル曲が1曲と2〜3曲ほどのカップリング曲が収録

韓国アイドルは小さいアルバムである、シングルアルバムを何個か出し、短めの期間でカムバと休暇期間を繰り返します

シングルアルバムやミニアルバムをいくつか出した後、それらの中のタイトル曲を最後にフルアルバムにまとめて収録して、それ以外を新曲のカップリング曲で埋める形で発売します

両A面シングル

両A面シングルでアルバムを出すケースを最近はあまり見ないのですが、NiziUのアルバムがこの形態をとっています。

NiziUは厳密にカテゴリー区分するとJ-popに分類されるみたいですが、活動方式はカムバ形式、アルバムの出し方もK-pop方式にしたがっているので、この例として挙げることができます

このアルバムでタイトル曲は『Take a picture』と『Poppin Shakin』の2つなので、MVも両方出ましたし、音楽番組でも2曲をメインに披露しています

リリースの仕方の違い

シングルリリース

シングルリリースはさきほどシングル曲の説明をしたように、そのシングル曲だけを配信することをいいます

シングル曲なので、それ以外に新しく出る曲はありません

その曲だけです(最近で言うとTwiceの初の英語シングル曲『the Feels』やBTSの『Permission to dance』)

デジタルリリース

デジタルリリースは名前の通り、デジタルでのリリースなので、CDなどの現物が出るのではなく、Apple Music、LINE Music、Spotifyといった音楽アプリで配信されることを言います

よく『〜月〜日にデジタル先行配信!』と曲の発表の際によく見ますが、これは『〜月〜日に音楽アプリで聴けるようになる』のであって、ミュージックビデオがYoutubeにアップロードされるわけではないので勘違いしないように!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

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